福島原発廃炉作業現場における熱中症対策を考案
日本工業出版『建築設備と配管工事』2022年8月号へ寄稿
https://www.nikko-pb.co.jp/user_data/k_top.php?category_id=8
このたび、日本工業出版様から月刊誌『建築設備と配管工事』2022年8月号へ執筆の機会を頂戴いたしました。身の程を知らず僭越ではございますが、寄稿させていただきました。
※執筆著作者|PDF原稿⇒https://www.bbeng.co.jp/products/pdf/document202205.pdf
5.福島原発廃炉作業者の熱中症対策として考案
数十年続く特殊で過酷な現場「福島原発廃止措置作業者の熱中症対策」を、効果的で実現可能な手段を私なりに考案した屋外仮設空調システムがこれである。日々変化する作業状況に応じて移設が容易で、たとえ瓦礫があっても必要なゾーンへ、消防のジャケットホースを思わせる、平たくたためて極軽量なファスナーつなぎの「布製ホースダクト|防炎加工品」を延ばせば、冷風を容易に送気できる。(写真3)また、いずれは必要となる建屋内での作業時にも、大形送風機に布ダクトを接続し建屋内へ延ばせば、必要な大量の新鮮外気 OAの送気も可能となる。例えば、布ダクト直径 1,000φ/mの質量は 330gと極めて軽量である。さらに、デザイン印刷を施すこともできるため「新鮮外気 OA」と布ダクト表面に送気の種類を印刷すれば一目瞭然である。なお、当該布ダクト生地は「高密度ポリエチレン100%特殊加工不織布」であり、水の表面張力により、ある程度の耐水圧を有する。耐水圧は、品番により異なるが概ね 8~17kPa 程度である。
本件に関するお問合せ
気水工業株式会社
窓口担当:内田(ウチダ)/ 知財技術担当:尾子(オオジ) 電話 078-801-1571 E-mail: kisui@kisuikogyo.jp
またはお問合せフォームよりお願いいたします。
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